今週の読了書籍

萌える男 (ちくま新書)

萌える男 (ちくま新書)

  「萌え」とは男性が抱える乙女心の表出であり、宗教に代替しうる心の救済手段である、という主張には、俺自身にも思い当たる節が多々あり、納得することしばしば。買おうこの本。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間05/04/01〜06/03/31)⇒ 302冊目。

ドン・キホーテの旅―神に抗う遍歴の騎士 (中公新書)

ドン・キホーテの旅―神に抗う遍歴の騎士 (中公新書)

  ドン・キホーテは佯狂、ってのはかなり斬新な発想だよねえ。昔、読もうとして途中で挫折したけど、そういう観点で読めば面白いかもしれん。近いうち、原典に再挑戦するかもしれん。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間05/04/01〜06/03/31)⇒ 303冊目。

  • 『POWER+UP』(書籍/C.Kohler/岡真由美・訳/コンピュータ・エイジ社)

POWER+UP―米国オタクゲーマーの記したニッポンTVゲーム興隆の軌跡

POWER+UP―米国オタクゲーマーの記したニッポンTVゲーム興隆の軌跡

  アメリカのゲーマーから見た、ビデオゲーム四半世紀。インタビュー相手が任天堂関係に偏重してるのは、仕方ないと思うが、コーエーのゲームソフトって『団地妻』や『ギタルマン』しか無いのか、おい。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間05/04/01〜06/03/31)⇒ 304冊目。

  フランス革命期に、ルイ16世をはじめ、膨大な人数をギロチンで処刑したサンソンは、敬虔なカトリック教徒で、かつ、心情的には王党派寄りだった、という皮肉。よく、精神的にもったよなあ……

  はてな年間100冊読書クラブ(期間05/04/01〜06/03/31)⇒ 305冊目。