空白期間内の読了書籍

エミリー

エミリー

  今の世の中、「少女」であるということは、途轍もなく難儀なことなんだなあ、と。ま、人間たいがい、現実世界には難儀することしきりではあるけれども。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 95冊目。

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)

  3巻本の真ん中は、えてして緊張が解けちゃったりしがちですが……ほんとに、端役の生き辛い作品だよねえ。そして、やっぱり案の定そういう落とし方で次に繋ぐんだねえ。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 96冊目。

  • 『都市伝説探偵団』(アエラ都市伝説探偵団・編)

都市伝説探偵団

都市伝説探偵団

  「ウサギは寂しいと死ぬ」は、まるっきり信じちゃいないけど、心に染みる都市伝説だと思いますが。あと「下水道に白いワニ」も結構好き。洪水になったらみんな出てくるねんな。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 97冊目。

魔夢十夜 (ミステリー・リーグ)

魔夢十夜 (ミステリー・リーグ)

  今まで読んだ作品は、どうも「完成度は高いけど、完成度だけだよなあ」って感じが強かったけど、この作品はかなり気に入りました。犯人はすぐに見当ついちゃったけどな。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 98冊目。

  • 『空を見上げる 古い歌を口ずさむ』(小路幸也

空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction)

空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction)

  ある日突然、周りの人間が「のっぺらぼう」に見えるようになっちゃう、ってのは相当怖い状況だねえ。そんな中で、殺人を目撃してしまう、っていう話の持って行き方がすごくいい。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 99冊目。

  • 『サンタクロースの大旅行』(葛野浩昭)

サンタクロースの大旅行 (岩波新書)

サンタクロースの大旅行 (岩波新書)

  何も夏に入ろうかってこの時期にサンタ本読むこともなかろう俺。それにしても「サンタ=なまはげ」説はあまりの素敵さにうっとりですな。そしてあの赤はコカコーラ起源だってのも。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 100冊目。

  • 『親指はなぜ太いのか』(島泰三

親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る (中公新書)

親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る (中公新書)

  「口と手は連動して進化する」という仮説の魅力。そして、人間はなぜこういう口と手になったのか、という推理。科学にはまだまだワクワクできることがいっぱいあるね。そうかあ、骨食ってたのか。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 101冊目。

  • 『こんにゃくの中の日本史』(武内孝夫)

こんにゃくの中の日本史 (講談社現代新書)

こんにゃくの中の日本史 (講談社現代新書)

  桜田門外の変の背景にこんにゃく長者がいた、とか、風船爆弾の意外なる戦果、とか……私たちはあまりにこんにゃくを知らなさ過ぎたと思います。いや、別に知ってどうなる、ってものでもないが。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 102冊目。