空白期間内の読了書籍

  夏に読まなきゃ、と思って買いそびれて5年くらい? やっと読み始められました。この夏で一気に読み終わりますよー。いくつになっても「ボーイ・ミーツ・ガール」は心に染みるね。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 128冊目。

  なでしこさんがっ。とってもかあいすぎて卑怯です。でも、この巻で一番活躍してるのは、実はともはねのような気がしないでもないですが。ようこ、影が薄いです。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 129冊目。

  • 『ひとに<取り入る>心理学』(有倉巳幸)

ひとに〈取り入る〉心理学――好かれる行動の技法 講談社現代新書

ひとに〈取り入る〉心理学――好かれる行動の技法 講談社現代新書

  「取り入る」という行動は、あながち否定ばっかりされるべきものではないのだなあ、と。確かに、相手に好かれること無しには成功しない状況ってのはしばしばある訳だしな。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 130冊目。

半落ち

半落ち

  ベストセラーを今ごろになって読む。ま、設定は当然ながら知ってましたが、なるほどー。そういう落とし方か。やっぱ横山さんは、一見あっけない展開に見えても、ストーリーテリングが絶妙。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 131冊目。

乱世疾走―禁中御庭者綺譚

乱世疾走―禁中御庭者綺譚

  信長の台頭に危惧を抱く山科言継が、剣客や修験僧、陰陽師などを集めた「禁中御庭者」。設定だけでわくわくするんですけど。そして浅井・朝倉挟撃あたりで終わっちゃうのはあまりに殺生な。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 132冊目。

LOVE

LOVE

  品川・目黒・港の三区が入り乱れてるあたり。東京近郊の民じゃないとなかなか実感湧かない場所設定。そこに生じる「都市伝説」が、つかみどころのないまま目の前を疾走していきやがります。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 133冊目。

  • 『いかさま師』(柳原慧)

いかさま師  『このミス』大賞シリーズ

いかさま師 『このミス』大賞シリーズ

  うーん。サスペンス部分の作りはともかくとして、絵の隠し場所については、瞬時に分かっちゃったんですが……てか、いかにもありそうで「それはねえだろ」と思ってたベタな手口そのままってのが……

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 134冊目。

ミシン

ミシン

  人が人を好きになる、ってのは、真剣になればなるほど、厄介極まりないものです。そして、その厄介さも含めて、せつなくて、辛くて、儚くて、そして美しく昇華されるものなのです。いっそ乙女になりてえ。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 135冊目。

  • 『だます心 だまされる心』(安斎育郎)

だます心 だまされる心 (岩波新書)

だます心 だまされる心 (岩波新書)

  「そんなにおいしい話なら、なぜお前がやらんかね?」という健全な猜疑心が自分を守る、という言葉に大いに共感。自分も騙される可能性はある、ということを肝に銘じておかないとね。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 136冊目。

  • 『「らしさ」の心理学』(福富護)

「らしさ」の心理学 (講談社現代新書 (797))

「らしさ」の心理学 (講談社現代新書 (797))

  奥付見ると20年前の初版。さすがにちょっと考え方が古いかなあ、と。20年間で、男女間のボーダーはますます曖昧になっていっちゃったからねえ……

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 137冊目。

  俺はいまだに、実施されなかった現役最後の文化祭を引きずってるんで、こういう夏の最後を締めくくる話って、無性に心惹かれちまうんだよね。たぶん、一生この呪縛からは逃れられない気がする。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 138冊目。

  • 『なみだ特捜班におまかせ!』(鯨統一郎

  俺も、この特捜班に配属されたら、絶対、波田煌子に苛立つだろうなあ。悪意は無いんだろうけど、無性に言動が腹立たしくてな。いくらかあいくても、やっぱ許せんだろうなあ。もうっ。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 139冊目。

丑三つ時から夜明けまで

丑三つ時から夜明けまで

  幽霊の存在が実証された世の中で、物理的障壁をたやすくクリアする幽霊の犯罪に手を焼く警察。一つ一つの事件が、世界設定に裏付けられていて、ちゃんと現実味を帯びているのがいい。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 140冊目。

とせい

とせい

  古風なヤクザの親分が道楽で買い取った赤字出版社。親分の命で役員となった代貸・日村は、ヤクザの論理で、会社を再建しようと七転八倒するが……相変わらず「漢」描かせると絶妙の筆致。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 141冊目。