空白期間内の読了書籍

褐色の文豪

褐色の文豪

  『三銃士』をはじめとする不朽の名作で人類の歴史に偉大なる足跡を刻んだ文豪・アレクサンドル=デュマは、ファザコンが過ぎるあまり、文学に走らざるを得なかった「英雄」だったのですね。ええ話や。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 47冊目。

ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)

ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)

  魅力的なキャラを身もフタもなく残虐に殺しまくりますなー、それにしても。今回だと姫ちゃんの死が俺にはとっても辛かったです。ま、『絡新婦の理』の織作茜さんみたいなものですか。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 48冊目。

若者殺しの時代 (講談社現代新書)

若者殺しの時代 (講談社現代新書)

  クリスマスが若い恋人達の饗宴になったのは、ほんの四半世紀前のことに過ぎないし、バレンタインデーだって遡ってせいぜい30年。ほんとに、嫌な時代に生きてるよなあ俺ら。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 49冊目。

  • 『クスリ社会を生きる』(水野肇)

  このタイトルはえらい誤解招くと思うのですが……エッセンシャル・ドラッグの話を書くのに、タイトルで「クスリ」にする必要って全く無いと思うし。中身自体はごく真っ当なだけにどうかと。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 50冊目。

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

  朝比奈みくるさんの書いた童話(ハルヒ校正)がもうっ。「死ぬ気で書きました。ってか死にましたっ」感が溢れてて、もう素敵過ぎます。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 51冊目。

エデンの命題 The Proposition of Eden (カッパノベルス)

エデンの命題 The Proposition of Eden (カッパノベルス)

  最初からあまりに見え見えだと、どんでん返しも効いてこないなあ。と言うより、御大は絶対そういうのやるって読まれてるんだから、読者の想像をはるかに超えたのをかましてくれんと。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 52冊目。

  • 『悪役レスラーは笑う』(森達也

  リングでは悪玉、リングを降りれば守銭奴――プロレスの歴史の闇に隠れたグレート東郷の「本当の姿」を捜し求めて、例によってごっちゃごちゃになっていく著者の主張が、とてもリアリティがあっていい。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 53冊目。

  • 『KAIKETSU! 赤頭巾侍』(鯨統一郎

KAIKETSU!赤頭巾侍

KAIKETSU!赤頭巾侍

  下手人と目される奴を斬っちゃってから、彼らの鉄壁のアリバイを崩さざるを得なくなる赤頭巾侍。彼を追う同心・小田の、オフコースな台詞を追うのはとても楽しいですが、それ以外はどうもねえ。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 54冊目。

終戦のローレライ 下

終戦のローレライ 下

  上巻読んでからえらい経つが、ちゃんと内容覚えてた。パウラと征人の愛が、日本への三発目の原爆投下を止めた訳ですが……止めた結果がこんな現代社会であることに疑問持たんといかんね。

  はてな年間100冊読書クラブ(期間06/04/01〜07/03/31)⇒ 55冊目。